指原莉乃と前田敦子(総選挙分析ライター)

指原莉乃と前田敦子(総選挙分析ライター)


昨日(11月30日)ネットを見ていたらAKB48の高橋みなみがTwitterで「なんとこの3人で 『ボクらの時代』の収録をしてきました！！ めちゃくちゃ楽しかった。 放送日わかり次第お知らせします！」とつぶやき、高橋みなみと元AKB48の前田敦子、HKT48の指原莉乃の3人で撮った写真が添付されていた。
高橋みなみ　Twitter

高橋、前田、指原の3人でTV番組の対談をしたようだ。高橋と前田は共にAKB48の1期生でお互い仲が良かったからこの２人が一緒にいても不思議はないが、この２人にAKB5期生の指原が加わっていたので指原と前田の関係や指原が呼ばれた理由を考えてみた。

筆者がAKBを本格的に見始めたのは2011年1月に放送が始まったAKB48指原莉乃(現HKT48支配人)の冠番組「さしこのくせに」からで、その第1回、第2回放送が偶然指原と前田の対談だった(２人とも太田プロでチームA所属)。今思うとその当時のAKBのエースと未来のトップのグダグダ対談で前田はこの時AKB全体の目標は東京ドーム公演と言っていた。
「さしこのくせに」110111

その当時指原は前年2010年の総選挙でやっと19位、前田は大島に敗れはしたものの2位という実績で人気を含めてあらゆる点で指原がとても越えられないような大きな存在。指原は番組で前田と30秒のタメ口も続けられず涙目だった。

さらに指原と前田と言えば、11年9月29日のコント「びみょう」第1回放送で指原が「将来AKB48のセンターになりたい」と言う前田に対して「あまいね。私がセンターになるまで何年かかったと思っているの。はっきり言わしてもらうけど、(前田の肩に手を置き)お前にはセンター無理だから」と言ったシーンを思い出す。今となって見るとこちらは新旧トップが逆転した立場の会話になっていたのが面白い。
「びみょう」110929

その後、前田は12年8月に目標としていた東京ドーム公演で卒業したが、前田の卒業時指原は6月の第4回総選挙で4位まで順位を上げたものの直後HKT48へ移籍となり、せっかく4位となったのにドームでの出番は少なく、公演最終日の「桜の花びらたち」歌唱時にＨＫＴに移籍していたためステージに立てないはずだった。この指原に対し前田が「出ないの？出なよ」と言って出演できたことをAKB劇場での前田卒業公演で指原が前田に感謝していた。指原は前田に「これからも服をください」と言って笑いをとっていたが先輩に頭の上がらない後輩の立場だった。
指原莉乃の挨拶、前田敦子卒業公演

それが前田卒業後、指原の総選挙の順位は第5回1位、第6回2位、第7回1位となり、前田が総選挙で第一回1位、第2回2位、第3回1位となった成績と全く比肩する堂々たる成績をあげた。さらに指原はHKT48の支配人を兼務しタレントとしてもしっかりとした活動をしている。

前田が卒業するときの指原はまだまだだったが、前田が卒業後の指原の軌跡はまさしく”奇跡”の活躍ぶりだったので、高橋、前田に交じって指原が対談することになったのかと推測した。　今後放送される3人の対談が楽しみである。

以上


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